• 公認心理師・保育士 うっちぃのチョコっとブログ #B−Labo公式ブログ

我が家の寝かしつけ『おてて絵本』

「子どもが中々寝ない」

私が子育てをする中で困ったことの1つです。

お昼寝も夜も中々寝ない。思うように家事が出来ず、自分の時間も取れず…。小さなストレスが少しずつ少しずつたまっていきました。

「子どもが寝るにはどうしたら良いか?」

子どもの寝かしつけや睡眠について書かれた本を数冊読み、部分的にチョイスして…まずはこの3つをやってみることにしました。

①寝る30分前に子どもとのイチャイチャタイムをつくる

②寝る30分前には電気を暗くする

③絵本の読み聞かせをする

やってみて気がついたのですが…。②と③を一緒にするのは難しい。暗がりで絵本は読めないんです。

仕方なく小さなランプをつけ絵本を読み聞かせていましたが、ある日とても良いものを見つけました。

「おてて絵本」

NHKの番組で「おてて絵本」を見た時に「これだ!」と思いました。

「おてて絵本」は、絵本作家のサトシンさんが発案した親子遊びで手を絵本のようにめくりながら、子どもがストーリーを創作していく「お話ごっこ」です。実際の絵本を読むわけではないので暗がりでもOKです。

「むか~し、むかし。ある所にキャンディーちゃんとチョコレートケーキちゃんがいました…」

はじめは、私が作ったストーリーを子ども達に聞かせました。2人とも大喜びで「次はトラックちゃんの話をして~」とお題を出すようになりました。

主人も参加し始めたところで「今度はリボンちゃんと、リンゴちゃんとブルトーザーくんと三輪車ちゃんと…あと…。」と子ども達のお題が増えてきたので「お題は3つまで」というルールをつくりました。

だんだんと子ども達が自分のストーリーを考えるようになり、超大作の長い長い話も聞かせてくれるようになりました。

今は、子ども達も成長し「おてて絵本」は自然にしなくなりましたが、記憶には残っているようで時々「おてて絵本」のことが話題になります。

2人の子どもがそれぞれ3つずつお題を出し、親が即興で作ったオリジナルストーリーを聞かせる。そんな寝かしつけを主人と交代で3年位続けました。気づけば、私の想像力や空想力、忍耐力?も身につき、寝かしつけに対してストレスを感じることも少なくなっていきました。

「寝る前の30分間」「親子で過ごす楽しい時間」

色々考えてみると面白いと思います。

忙しい毎日ですので、大きな無理はせず自分自身が楽しんで続けられる寝かしつけ方法をぜひ探してくださいね。