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おすすめの資格勉強法②音読で長期記憶する

おすすめの資格勉強法①に続き、おすすめの勉強法を紹介します。

国家資格取得で欠かせないのが法令の勉強です。はじめて聞く言葉も多く、私も覚えるのに苦労しました。(特に社会福祉の分野は保育士試験、公認心理師試験ともに大変でした。)

その大変な法令を効率よく勉強する方法。私のお勧めは「音読する」です。

音読の効果

音読は「目で見る」→「頭で理解する」→「口を動かして声を出す」→「耳から情報を得る」というプロセスで学習し、目と耳から同時に情報を得るので知識の定着がしやすくなります。他にも次のようなメリットがあります。

「自分の声は記憶に残りやすい」

「眠くなりにくい」

「やる気がでない時でも勉強しやすい」

「スキマ時間でもできる」

文章を音読することで脳が活性化し勉強に対するモチベーションを高める効果もあります。

長期記憶と短期記憶

記憶について簡単に説明します。記憶とは物事を覚えていることですが、記憶時間により「感覚記憶」「短期記憶」「長期記憶」の3つに分類されます。

感覚記憶

感覚器官(目、耳、舌、鼻、皮膚)で映像や音などを保持する記憶(1秒くらい)

短期記憶

脳で数十秒間覚えていられる記憶(1度に記憶できるのは8個位。)

長期記憶

脳で数十年も記憶できる。大容量の情報を記憶。

はじめての言葉を記憶するには、複数の感覚器官を刺激することが大切です。音読により、視覚、聴覚、運動感覚が刺激され短期記憶に保存されます。短期記憶は数十秒で消えてしまいますが、「何度も唱えること」で長期記憶に送られます。

大切なのは『何度も音読すること』です。

すべての法令を音読するのは大変なので

保育士試験は『保育所保育指針』公認心理師試験は『公認心理師法』を少なくても「3回音読すること」をお勧めします。

試験はマークシートで、適切なもの(又は不適切なもの)を選び解答しますが、私の場合は音読により、法令を丸暗記していなくても不適切な解答には違和感を感じることが多々ありました。

『法令を音読する』是非やってみてくださいね。1日15分でもOKです(^^♪