ワーク・ライフ・バランスとは
ワークライフバランスは日本語では「仕事と生活の調和」と訳される言葉です。
2007年12月に策定された「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」「仕事と生活の調和推進のための行動指針」において方向性と具体的な行動指針が示されています。(内閣府ホームページ参照。)
具体的な3つの行動指針
ワーク・ライフ・バランスは生活と仕事を天秤にかけるのではなく、生活と仕事のバランスを整えることで相乗効果が生まれる仕組みです。より良い生き方、働き方、社会の実現を目指し、ライフステージや役割が変わっても継続可能なワーク・ライフ・バランスを人と環境の両面から整えていく必要があります。
乳児(主に家庭)→幼児(保育園・幼稚園)→児童・生徒・学生(学校など)→成人(職場)
一般的には大人が働き子どもを養育します。大人が働いて収めた税金は子どもの養育環境を整えるためにも使われます。養育されていた子どもが成長して『就職する』『子どもが生まれ、自分が親になる』のは養育される立場から養育する立場になるとても大きな変化です。
自分で働いて生活するだけでも大変ですが、親になると『仕事をして自分と家族の生活費(養育費)を稼ぐ+子どもを育てること』が必須になります。子育てにはお金と時間が必要ですが、そのバランスを整えるのはとても難しいです。また、親になったからといって人格が完成された訳ではないので、自分自身の感情のコントロールができずイライラすることもあります。
『生活と仕事の調和』
言葉でいうのは簡単ですが、行動するのは大変です。大きな目標設定だけで行動すると疲弊してしまいます。生活も仕事も変化が大きくずっと続くのでスモールステップ(短期の小さな目標)が大切です。
「今日は〇〇できて良かった」「昨日より〇〇ができるようになった」と1日の終わりに振り返ってみてください。「今を大切に積み上げること」で生活と仕事の相乗効果と善循環が生まれます。
無理をせず「子どもを育てることで自分も育つ、仕事をすることでスキルアップできる」くらいがちょうどよいです(^^♪
目標設定とスモールステップについては、またお話したいと思います。