「なんだかストレスがたまる」
日常的によく聞く言葉です。私たちは多かれ少なかれ様々なストレスを感じながら生活しています。今日はストレス理論からストレスについて考えてみたいと思います。
心理学用語で、人がストレスを感じる要因(外からの刺激)を『ストレッサー』、ストレッサーに対する心身の反応を『ストレス反応』と言います。そしてストレスに対処することを『コーピング』と言います。
ストレッサー
ストレス反応
・不眠・頭痛・食欲低下・イライラする・不安になる・気力がでない等
ストレッサーは人によって受け取り方が違います。同じ刺激を受けてもストレッサーとして受け取る人もいれば、全くストレス反応が出ない人もいます。
まずは「自分が今、ストレスを感じている」と気づき、「自分が何にストレスを感じているのか(ストレッサー)」を知ることが大切です。そこから対処(コーピング)がはじまります。
コーピング
①情動焦点型コーピング
感情をためこまずに表現することで、心と頭の整理ができます。
②問題解決コーピング
自分自身にエネルギーがあり、解決が出来そうな問題は向き合って対処します。
③認知的コーピング
ピンチをチャンスに変える・多角的な視点など、視野を広げたりポジティブな捉え方を意識します。
④社会支援コーピング
信頼できる人や専門家のサポートを受けてストレスに対処します。ちょっと勇気がいりますが、困った時や辛い時は「私は困っています」と発信するのがとても大切です。
⑤身体的コーピング
心と身体はつながっています。生活習慣を整えることで心身の健康を向上させます。
⑥気晴らしコーピング
自分がリフレッシュできる楽しい活動をします。思いっきり羽を伸ばしストレスを発散します。
今日は、「ストレッサー」「ストレス反応」「コーピング」についてお話をしました。
最後にちょこっとプラスして私のおすすめのコーピングを紹介します。
夜寝る前に
「今日も良い1日だった」とニッコリ笑顔(^O^)
「今日も1日有難う」と自分の身体に感謝する(^O^)
忙しい毎日だからこそ…。ぜひ試してみてくださいね。