• 公認心理師・保育士 うっちぃのチョコっとブログ #B−Labo公式ブログ

小さな「出来た!」に気づいて一緒に喜ぶことで子どもは成長します

「褒めて育てる」「認めることが大切」

子育てや人材育成の現場で良く聞く言葉です。

「お母さん、折り紙でコップ作ったよ〜。見て〜見て〜。」

「お父さん、鉄棒できたよ。すごいでしょ〜。」

子どもの呼びかけに対して

「折り紙、上手にできたね。頑張ったね」

「鉄棒できるの?すごいね〜」

と笑顔で声かけをする大人の姿、褒められた子どもの嬉しそうな顔をみると、とても温かい気持ちになります。

子どもの呼びかけに対して、大人が応答的、肯定的に関わることは、子どもの成長発達にとって、とても大切なコミュニケーションです。

ぜひ、ずっと続けて欲しい関わりですが、さらに1つプラスした褒め方を紹介したいと思います(^o^)

「見て〜。見て〜。」「すごいでしょ〜。」と子どもが呼びかける前に、

「折り紙のコップ上手だね。お母さ

んも欲しいな〜。」

「鉄棒できるようになったね。お父さんも嬉しいよ。」

大人が子どもの成長に気づいて一緒に喜ぶ。

「(子どもが)〇〇できてすごいね。」を

「(お父さん、お母さんも)〇〇できて嬉しいよ。」にしてみる。

「子どもが〇〇出来てすごい=子どもに対する褒め言葉」にプラスして「〇〇できて嬉しい=大人の気持ちを伝える」ことがポイントです。

子どもの小さな成長に大人が気づくことで、子どもは「見ててくれている。わかってくれている」という安心感を持ちます。

「嬉しいよ」と大人の気持ちを伝えて一緒に喜ぶことで「もっと上手になりたい」「次は〇〇をやってみよう」という向上心に繋がります。

子どもの成長を喜びながら、楽しく子育てをしていけると良いですね。

子どもも大人も楽しい子育てを、応援しています📣