• 公認心理師・保育士 うっちぃのチョコっとブログ #B−Labo公式ブログ

「もっとこうして欲しい!」他人に求める前に‥自分の伝え方を見直す。

主人に食器洗いを任せたら、食器をいつもの場所に戻していない。

後輩に書類作成を任せたら、自分がいつも使っているフォントじゃない。

こんな時は、どうしますか?

・「食器はこういうふうに置いて欲しい。」「このフォントを使って作り直して欲しい」と率直に相手に伝える。

・ぐっとこらえて何も言わない。

・全く気にならないし、何とも思わない。

受け取り方やその後の言動は人それぞれだと思いますが

「言わなくてもわかるでしょう。」

「こんなこと位、普段からちゃんと見ていて欲しい。」

などと相手の観察不足を原因にして、責めてしまうと、相手との関係性が崩れてしまいます。

自分にとっては「いつも通り」「見ていればわかること」でも、人は基本的に自分に関心のあることしか注意を向けていません。

日常的に、目で見えてはいるけど注目していないので、覚えてはいないことが沢山あります。

人に何かを任せる時は、具体的に明確に伝える必要があります。

「言わなくてもわかって欲しい」

「見ていればわかるでしょう」

と相手に求めても、自分の思い通りになることは、ほとんどありません。

人に任せる時は、相手にちゃんと伝わるように伝えましょう。また相手に復唱してもらってもいいですね。

もし、思い通りにならなかった時は、相手を責めるのではなく、自分の伝え方を変えてみることが大切です。

相手にとっても自分にとっても心地よいコミュニティケーションが出来ると良いですね。