• 公認心理師・保育士うっちぃ#B−Labo公式ブログ

嬉しいときは笑う。悲しい時は泣く。

「課長から部長に昇進した」

本当は嬉しくて大喜びしたいけど、あえて「これからが不安です」と困った顔で発言した。

「一生懸命勉強したのに、試験が不合格だった」

本当は悔しくて泣きたかったけど、あえて「どうせ落ちると思ってたから全然、勉強していないし‥。」と普通の顔で発言した。

人間は自分の感情をコントロールする生き物です。特に大人になると周囲の目や社会的立場を考えて、自分の感情をそのまま表現できない場面が多くあります。

社会のマナーとして、自己防衛として、他者の気持ちを考えて‥。

自分の感情を表現しないと選択をせざるを得ない、心よりも思考(頭で考えたこと)を優先する。

もちろん、この選択や思考は間違いではありません。社会的に必要なことでもあります。

ですが、自分自身の感情と言動のギャップがあまりにも大きすぎたり、多すぎたりすると心身のバランスを崩してしまいます。

心身の健康を考えると、やはり自分の想いと言動は一致していたほうが良いです。

人前で感情を表現するのが難しい時は、

・信頼できる親しい人に話をする

・自分1人の時間を作る

など、自分が自分に嘘をつかない時間を定期的に作ることをお勧めします。

嬉しい時は笑う、悲しい時は泣く

表情を豊かにすることで心身のバランスが整っていきます。