「新しすぎたピカソ」「助けてくれと言えないベートーヴェン」「イケてないと言われたココ・シャネル」など『失敗図鑑』には偉人達の失敗人生が書かれています。
誰でも失敗したくないし、失敗するために努力する人はいないと思いますが、失敗は人の成長にとって必要な経験です。
「七転び八起き」「失敗は成功のもと」と諺にもあるように、ただ失敗をしたで終わらずに失敗について良く考えること。
そして心を立て直して「またチャレンジする」を繰り返すことで成功への道が見えてくる。
偉人達の個性的な失敗人生を読み、共通する粘り強さ・あきらめの悪さのようなものを学んだ気がします。
「愛しすぎるお父さんお母さん」
『失敗図鑑』にお父さん・お母さんが偉人として登場します。
お父さん・お母さんが「偉人?」
ちょっと疑問にも思いますが、人の命を生み育てるのは並大抵の努力ではできません。その偉業を成し遂げる親たちは『間違いなく偉人!』と私も共感しています。
・誠実に育って欲しい
・みんなに愛される人になって欲しい
・健康ですくすくと育って欲しい
・将来社会に貢献して欲しい
子どもが生まれた時、「こんな子になって欲しい」お父さんお母さんはそんな願いと育てる覚悟をもって素敵な名前をつけたことと思います(^O^)
「ちゃんとした大人になって欲しい」という責任感から、ちょっと叱り過ぎたり…。
仕事と育児の両立でクタクタで、ちょっと強い口調で指示をしてしまったり…。
子どもが怪我をしないように遊びの制限をしすぎたり…。
子どもを心配するからこそ、関わりすぎてしまう失敗。私自身も子どもの寝顔を見ながら「ちょっと言い過ぎてごめんね。」と反省することがよくあります。
「待つ」「見守る」「引き算した声掛け(10言いたい所を6にしておく)」「信じる」「そっと背中を押す」「手を出さずにやらせてみる」
頭ではわかっていても…。他の子にはできても…。日常的に我が子に実践するのはとっても大変で、失敗と反省の繰り返しです。
それでも子どもの成長と自立を願い、試行錯誤しつづけるお父さんお母さんの失敗の数々はとてもステキだと思います。
お父さんお母さんの偉業に心からの感謝を(^O^)
そして自分自身にも「毎日がんばってるね」と褒めてあげましょう。